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夜も深まったし怖い話でもしようぜ
244 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI :2007/02/04(日) 06:31:43.41 ID:dB9yf6480
私がまだ小学5年生の事でした。

委員会で1人だけ残されて時刻は6時ごろ、
急いで帰ろうとしてるとき
「もう遅いから一緒に帰らない?」
1人の先輩に声を掛けられました。
私も1人じゃ怖かったんで
「はい」
といってしまったんです。

学校を出てしばらくするとその先輩が突然震えだしたんです。
何があったのかと尋ねると先輩は
「来る。来る」
とひたすら呪文のようにつぶやくんです。
「なにが?だれが?」
私が尋ねたその時。
初夏なのに雪が降り始めたんです。
なのに回りの人たちは何食わぬ顔。

私はその時点でやっとヤバイとかんじたんです。
ひどい話だけど私は先輩を置いて逃げようとしたんです。
だって後ろから鎌らしきものを持った女の人が追いかけてくるんです。

「あの子を返して。なぜあのとき・・・」
そういいながら。

245 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI :2007/02/04(日) 06:31:58.79 ID:dB9yf6480
翌日学校に行くと先輩が事故で死んだと聞かされました。
わたしは同級生に不審に思われながらもお葬式に行きました。
そこで先輩のお母さんを見たときに私は息ができませんでした。

あの鎌をもった女の人にそっくりなんです。
わたしは未来をみていたんです。
私は
「なぜあの時・・・」
と後悔しています。


246 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI :2007/02/04(日) 06:35:37.60 ID:dB9yf6480
おやすみ、いい夢をみてね。

ピエロは絶対泣かない。
ピエロは決して怒らない。
ピエロはどうにも笑わない。

夜道を歩いていると、ふと視線を感じるね。
振り返らなくても分かってる。誰もいないよ。
僕達人間は想像力が豊かだから、どうも暗闇に弱いんだ。
物音一つで、暗闇の中身を想像してしまうから。
たとえそれが鳥だったとしてもね。
最近は外灯が多くなって町は光に溢れてきてるけど、
夜の町はそれでも暗いね。
路地に一歩踏み込んだら、もう物置みたいに真っ暗だよ。
入りたくない気持ちは分かるけど、
入らなくちゃいけない場合はどうしよう。
たとえば貴方の家が路地の先にあったりしたら、
僕だったら暗くなる前にどうしても家に帰るよ。
だって怖い、怖いからね。
夜になったら僕、帰らないよ。

247 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI :2007/02/04(日) 06:35:54.18 ID:dB9yf6480
貴方は路地を歩いているね。
きっと用事があるんだろう。
帰宅か、来訪か知らないけれどそうなんだよ。
家々の明かりが見えるけど、ぼんやりしてるね。
まるで火の玉みたいで、貴方は冷や汗をかいているよ。
頬を汗が流れる感触が、まるで舌で舐められているようで、気持ち悪いって。
夜風はとても生暖かいしね。吐息みたいで気持ち悪いって。
それでも暗闇を歩くね。しかたないから。
ねぇ、あとどれぐらいだろう。
あとどれだけ歩いたら、貴方はつくのかな。
分からない、分からないよね。

あれ、聞こえるよね。
楽しそうな音楽が。
路地の向こうから聞こえてくるよ。
貴方に近づいてる。
遊園地に流れているような楽しい楽しい楽しい楽しい音楽だよ。
貴方はこんな楽しい音楽が聞こえているのに、怯えているね。
でも不思議だよね。
ここは遊園地じゃなくて路地なのに。
新しく開設されたのかな。

248 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 06:36:18.83 ID:/Xu54dLKO
>>241 なるほどな。怪談を集めて(?)るけどリアル主義、と言うか。
でも引っ張ってくる怖い話はセンス良い!!やっぱ応援します。

249 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI :2007/02/04(日) 06:36:27.53 ID:dB9yf6480
「ピエロだよ、楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しいピエロだよ♪」
あれ、変な歌声が聞こえてきたね。
おそるおそる、路地の向こうを覗くと、あれ、派手な人がいるよ。
ピンクやら赤やらの服を纏って、
真っ白な顔をしているよ。
あれはピエロだね。楽しい楽しい楽しい楽しいピエロだね。
貴方は怯えて逃げようとするけど、
あれ、肩が突然重くなっちゃったよ。
肩に真っ白い手が乗ってるね。ピエロの手だよきっと。

「やぁやぁヤァやァ!僕はピエロだ!こんにちわこんばんわおはようおやすみはじめまして!!」
ピエロはとっても楽しそうに話し掛けてきたよ。目は笑ってないけどね。
だってピエロだって、本当は楽しくないんだよ。
仕事だからね。楽しそうにしてなくちゃいけないんだよね。だよね?

「ピエロは分からないんだ!だから教えて欲しいんだ!教えてくれる人を探しているんだ!
ピエロは君を見つけたんだ!君はきっと教えてくれるんだ!そうだよねそうだよね!!」
ピエロはどうやら、何か知りたがっているみたいだよ。
貴方の肩を物凄い力で掴んでるから、きっと物凄い知りたい事があるんだね。

「ピエロは忘れてしまったんだ!どうしても思い出せないんだ!
僕は誰?僕は誰?僕はダレ?ボクはダレ?ボクは誰?ボクハダレ?ボクワダレ?
僕の名前を教えてよ!楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しい楽しいピエロの名前!」
さぁ困ったよ。
貴方はピエロの名前なんか、知るわけがないからね。
どう答えればいいんだろう。ねぇ。
教えてあげる、貴方は散々迷った挙句、こう言ったんだよ。

「           」って。

250 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI :2007/02/04(日) 06:37:51.61 ID:dB9yf6480
「チ」





「チ」





「チ」





「ちがうよぉぉぉお!!
それは僕の名前じゃないよ!!
誰の名前僕の名前違う名前!!
ピエロの名前を下さい!!」

251 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI :2007/02/04(日) 06:38:20.00 ID:dB9yf6480
貴方はピエロの名前を間違えてしまったみたいだ。
ピエロの指が貴方の肩に食い込んでいくよ。
ギリギリって肉がちぎれていくのが分かる?
ピエロの爪が血管やら神経やらをぷちぶちって、ちぎっていくんだ。
湧き水みたいに、そこから真っ赤な血があふれていくんだ。
結構綺麗だったよね。

おはよう。
いい夢を見れたかな?

ピエロは絶対泣かない。
ピエロは決して怒らない。
ピエロはどうにも笑わない。
ピエロは何も知らないからね。

ピエロの名前なんかないんだよ。
ピエロは貴方の中にいる、もう一人の貴方なんだから。
目を閉じてごらん。
ピエロの顔をした貴方が見えない?
楽しそうにしている貴方のピエロ。
ピエロは時々、貴方の夢に出てきているんだ。
それでね、自分の名前を聞くんだよ。
名前なんかないのにね、
それでね、違う名前を教えられるたびに、
夢の中で貴方を切り刻むんだ。
でも夢ならいいよね。
夢ならさ。

252 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI :2007/02/04(日) 06:38:40.70 ID:dB9yf6480
けどね、ピエロは姿を見られると、現実と繋がる扉を見つけちゃうから、
それでね、路地みたいな狭い誰もいない所で、貴方を待ってしまうんだ。
現実世界で、名前を教えてもらおうとね。

貴方は姿を見た?
目を閉じたとき、ピエロが見えた?
はっきりと見えなくてもいい。
うっすらと、人の顔が見えただけでも、それはピエロを見たことになるの。
そうしたら、ピエロはもうこっち側にきているよ。
路地でひっそり待ってるよ。
貴方が来るのを待ってるよ。


じゃあ、次の患者さんどうぞ。
はい、ベットに寝転んで、1・2・3で眠くなりますからね。


1・2・3・・・・


おやすみ、いい夢をみてね。




<ピエロ症候群棟 第一診察室>

253 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI :2007/02/04(日) 06:39:31.91 ID:dB9yf6480
>>248
|A`) どうもね…
    さてこの辺で…

254 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 06:53:06.13 ID:QoSU5GNkO
ピエロこぇえw

255 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 07:06:12.85 ID:mGVQs9XDO
>>253
毒男さんお疲れ様

256 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 07:34:32.27 ID:f80F2JNzO
お疲れ様て゛す。


262 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 12:36:48.57 ID:UBtd7eQfO
日曜の昼間って静かで不 気 味♪

269 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 16:06:31.86 ID:/B3e+ltb0
この前、案外最近。
廊下をだだって走る音した。

お兄ちゃんかな?と思えば
兄ちゃんはここにいるし。

ちなみに皆寝てるときね。

思い出すと震えるっていうわけじゃないけど
とても不思議で怖いわこれ。


270 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 16:18:36.19 ID:5q1MbaKM0
順子は大学へ通うため上京する事になった。
初めての一人暮らし、駅からも近くてちゃんとお風呂とトイレも別の格安の部屋を借りることが出来た。
ぼちぼち大学にも慣れてきて、友達も出来始めた。
順子は友達を部屋へ呼よぶ事にした。
皆を駅で出迎えて自慢のアパートへと皆を先導する。
アパートの入り口の自分のポストに小包が入っているのに気が付いた。-宛名も宛先も書いていない-
普段だったら絶対に空けなかっただろうが、友達もいたので空けてみた。
ビデオが1本入っているだけだった。
順子は気味が悪くなって捨てようとしたが、皆は面白がって見よう見ようとはやし立てた。
-ガチャッ-
恐る恐るビデオデッキに謎のビデオをセットする。
-ザーーーーーーーーー-
砂嵐だ。
何も写ってはいない。
よかった、と胸をなでおろした時それは写った。
全身黒タイツを着たおじさんが「チキチキ」と言いながら
ダンスをしているではないか。
皆大爆笑だった。チキチキおじさん。
しかし順子だけは違った。
彼女だけは気づいてしまった。





おじさんの踊っている場所が、今正に自分たちのいる部屋だということに。

271 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 16:23:39.92 ID:5q1MbaKM0
場所は定番の学校で、花火→キモ試し→体育館でみんなで寝るの流れで進む事になった。
花火、キモ試しと何事もなく順調に終わり、就寝の時間になったが俺を含み男女5人は体育館を抜け出して会話を楽しんでいた。
みんなで話していた場所は放送室で、その時その部屋に入れるのは委員長だった俺しかいなかったからその部屋にした。
メンバーの中の1人が毎週聞いているラジオ番組があるから、録音してくれないかと言ってきたので俺は録音することにした。
楽しい時間は終わってしまい、体育館にきずかれない様に戻りみんなで眠りに着いた・・・
俺は夜中の3時ごろ目を覚ましてしまい、トイレにいった。

そこで、ラジオの録音を止めていない事に気付く。
俺は眠い中、放送室へと向かった。
録音中の赤いランプがまだ点灯している、録音を停止させて俺は確認の為に再生をしてみる・・・
俺は唖然とした。

272 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 16:24:09.81 ID:5q1MbaKM0
これまで体験した時のない恐怖に襲われて俺は無我夢中で体育館に走った。
静まり返った体育館にたどり着く。
さっきトイレで一緒になった友達がむくっと起き上がって俺に何があった?と尋ねてきたのでさっき起きた話をした。
その友達は冗談だろと笑うが俺が青ざめた顔をしていたので、確認しに行くといいもう1人の友達とまた放送室に向かった。

俺は問題のテープをセットして再生を押す・・・
流れてきたのは話し声だ。てっきりラジオを録音していたつもりだったが、マイクが繋がっていて放送室の音を録音していたらしい。
友達はやっぱりかよと笑い出す。
俺は何も言わずに早送りをした・・・

273 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 16:25:02.69 ID:5q1MbaKM0
俺が早送りを止めてまた再生を押す。
すると会話が聞こえない、聞こえるのは時計の秒針がカチカチとなる音だけだ。
しばらくすると、扉を開ける音がする。そして俺の独り言が聞こえだした、
「なんだよやっぱりかよw」
その独り言の後に聞こえる不気味な声・・・
「ナンデワタシ・ヲ・・マゼテクレナカッタノ?」うめき声の後にカセットの再生が止まった。

翌朝、録音を頼まれた友達にカセットをくれと言われたが、録音出来ていなかったと嘘を言った。
俺はカセットの処分に困った。
燃やしたりしたら逆に呪われるんじゃないか?とか色々悩んだ挙句、押入れの奥にしまう事にした。

今でも時々押し入れの方が怖いです


274 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 16:28:37.22 ID:5q1MbaKM0
俺が小学六年生だったときの担任は空いた時間によく怪談話をしてくれた。
そのほとんどがその担任の高校のときの恩師にまつわるもの。
その恩師は霊感が非常に強く、さまざまな霊体験をしてきたそうだ。
今は教師を辞めて、どこかの山に篭っている。
その恩師(仮にA先生としよう)が体験した話の中から一つ。

担任が言うにはそのA先生は人の守護霊が見えたらしい。
人の肩に乗っており、それは先祖であったり、動物の霊だったりするらしい。
ある日、A先生は街のデパートを訪れた。開店したばかりで大勢の人でにぎわっていたそうだ。
A先生は上の階に行くためにエレベーターに乗ろうとしてエレベーターホールに向かった。
そこでもやっぱり多くの人が順番待ちをしていて、しかも混んでいるためなかなか
エレベーターが来そうにない。A先生は意識しなくても見えてしまうような人だったから、
そのときもエレベーターを待つたくさんの人の肩に守護霊を見ていた。
やがてエレベーターが到着し、雪崩を打ったように人が乗り込んでいく。
そのとき、
ふとA先生は違和感を感じた。そしてすぐにその原因を突き止めた。
エレベーターに乗り込もうとする一人の男の肩に、どうしても守護霊が見えない。
他の人の肩にははっきりと見えるのに、いくら目を凝らしてもその男のだけは
見えなかったらしい。
A先生は急に不安になり、そのエレベーターに乗るのをやめた。
エレベーターは上の階へ向かっていく。A先生はそれを扉の上のランプで確認していたんだって。
やがて、ある階のランプが点灯したかと思うと、それが急にフッと消えた。
その瞬間、もの凄い轟音とともにエレベーターが地上まで落下。
乗っていた人は皆即死だったらしい。


275 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 16:38:14.22 ID:Io1irxNH0
>>274
エレベーターが墜落して死ぬなんて何十年前の話だよwwワロタwww

276 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 16:40:08.71 ID:5q1MbaKM0
シードラー

277 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 17:13:50.61 ID:+f5yvg7sO
保守点検

278 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 17:35:39.43 ID:jAOcDoSSO
人が裏返しになって一瞬の内に死ぬだっけ?
そんな話しがあったな。で、この話を誰かにしないと死ぬとかいうの。

279 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 17:58:10.11 ID:5q1MbaKM0
厄いわねぇ

301 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 00:13:54.12 ID:f/MHaySH0
おまえだーーーーーーーー!

302 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 00:17:37.70 ID:TIDnoZMn0
何十人も死んだとかあるけど、実際そんなニュース聞いたことあるか?
報道されてねーだろバーローwwwwwwwwwwwww



と思って怪談話が全然怖くない俺

303 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 00:34:07.32 ID:IaqJrpHl0
怖い話しようぜってスレで302みたいな白ける発言する奴って何なの?

304 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 00:37:51.25 ID:PeWzUGDFO
おい、こんなことしたら青行燈が来るぞ。
鬼の手はちゃんと左手にあるか確かめたんだろうな?

305 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 00:38:54.67 ID:vT/uWFk2O
え、あぎょうさんじゃないの?

306 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 00:39:04.25 ID:i8EoOU3E0
>>303
強がり、もしくは空気嫁ない低脳
スルーが一番かと

309 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 02:17:32.78 ID:bqXMj1lBO
毒男さん来ねぇな

310 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI :2007/02/05(月) 02:18:59.79 ID:AB4Ffiu00
|A`) もうそろそろやろうと思ってた
    でも貼り始めると人いなくなるんだよな

311 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 02:21:26.49 ID:vT/uWFk2O
いるから貼って(・∀・)wktk

312 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 02:24:25.02 ID:QTJQq3wtO
とりあえずあげるか

313 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 02:26:34.78 ID:i8EoOU3E0
さてトイレに行ってくるか


315 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI :2007/02/05(月) 02:31:08.93 ID:AB4Ffiu00
|A`) さらっと全体を見ただけで貼ること多いからその辺よろしく


あれは確か3、4年前の秋頃だったと思うのですが、
いつも夜更かしな僕はいつも通り深夜2:00頃になって布団に入りました。

うとうと仕掛けてたのですが何故か突然に目が覚めて
「なんでやろ、せっかく心地よっかたのに」
と思っていました。
いつも寝相が悪いはずの僕がその時は体を真っ直ぐにして
部屋の天井を見つめボーっとしていたら、
身体が動かない事に気が付いたのです。

「これが、噂の金縛りやなあ」
と、その時は余裕でした。

でも、何か変でその金縛り顔がちょっと左右に動かせるし
左の腕と手も少し動かせるのです。
「なんか中途半端な金縛りやなあ」
と苦笑していたその時!!突然僕の背後から、
背中を下にして寝ている有るはずの無い背後から手が伸びて来て
僕の口の中に手を突っ込み顔を引っ張り始めるのです!!
ただ口の中に入っている手の感触があるのにその手の存在が目に見えません。

316 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI :2007/02/05(月) 02:31:54.60 ID:AB4Ffiu00
「なんやこれは!!」
ちょっとびっくりした僕は、その見えない手に引っ張られつつ
段々腹が立ってきて心の中で
「何すねん、ボケ!!」
と叫びながら少し動く顔を反対方向に引き返し始め抵抗しました。

そんな見えない手との攻防が何度か続いたとき、
「これはちょっとヤバイなあ」
と思い部屋を明るくせねばと考えました。

偶然にも視界の端に少し動く左手の横にテレビのリモコンがあるのが見えて
急いでリモコンを取りテレビをつけました。
付いた画面はまだ深夜放送をしてそうな時間帯なのになぜか砂嵐。
しかしこれで部屋は明るくなったのですが、
いまだ見えない手との攻防は続いています。

どれくらい攻防が続いたでしょうか、
見えない手がフッと消えたかと思うと目の前の空気の粒子とでも言うのでしょうか、
それがとても荒荒しく見えてきました。
その中でまたボーっと天井を見つめていると
天井の端の方に黒い蝶がひらひらと飛んでいるのが見えました。

その蝶が消えたと同時に身体が動く様になり
僕は身体を起こし部屋中を見渡しました。
すると不思議にも付けた筈のテレビが付いていなっかたのです。
これが僕の金縛り体験です。
後にも先にも金縛り体験はあれだけです。


317 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI :2007/02/05(月) 02:32:12.29 ID:AB4Ffiu00
|A`) いきなりいまいち
    まあいいか

319 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 02:35:34.41 ID:XofAN3YWO
これから寝る俺には
なかなか怖かったんだぜ


320 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI :2007/02/05(月) 02:38:01.98 ID:AB4Ffiu00
7年前、学生の頃
私は友人宅(群馬県)へ遊びに行きました。

マージャンをして、夜遅くに東京にある自宅へ帰る途中の出来事でした。
バイクで帰宅途中に17号で南下して途中で右折したら、
小平・清瀬方面の標識が表示されると思い、ずっと直進してました。

時間も時間で、3時―4時の間で
交通量も少なく(すれ違う車・トラック)
繁華街を抜けてる道を快調に飛ばしてました。

だが、そろそろ右折しないと・・・と思ってた時、
辺りに車どころか、広い計6斜線の道路に自分のバイクしか走ってない事に気づき、
又、道路の外灯しか点いていない。
普通なら自動販売機などの明りがあるはずなのに
(街なのに)・・・
それでもなお、標識も見当たらず
どんよりとした空気の中を走ってました。

しばらくして(数十分)
大宮まで数キロ・上尾にいるって標識が出てきました・・・・・
一体、すれ違う車も無く、
ただ単に走りつづけてた時間は何だったんでしょう。
これが、17号での出来事でした。

あまり面白くなくてすみません、
自分では今でも謎の数十分です。


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