■戻る■ 下へ

---

隣と姉妹と長の溜まり場な俺の部屋。梅厨襲来

21 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/01(木) 23:26:13.90 ID:yWvlr2AO
思えばハジメテの重複だなｗｗｗｗ

明日からどことは言わんが旅行行ってくるのでまたしばらく空けます。
後よろすく。

203 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/06(火) 21:51:57.06 ID:qq91YEko
姉妹の実家に遊びに行ってきた。

224 名前:パー速民がお送りします [sage] 投稿日:2008/05/07(水) 15:47:04.98 ID:LX7iTjMo
どうでもいいが>>218には同意せざるを得ない
ポニーテールにはポーニーテルなりの良さがある

225 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 16:14:36.89 ID:LJvNd9.o
八時くらいに来ます。
今日は姉と学校行ってきたときの話をしよう。
例の如く夜談義があるので投下逃げになりますが。


>>224
ポニーテール萌え過ぎてポニーテール狩りをしちゃったんじゃないのか？
そして後になって気付くんだ。
一度切り離したポニーテールはただの髪の毛だと……。

237 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:03:09.31 ID:LJvNd9.o
ほい、夕飯食い終わったんで投下しにきました。


姉と学校行ってきた。

約束どおり、姉と一緒に学校へ。
前日に、
“私が迎えに行きますので、先輩は待っててください”
とマジな顔で言われてしまったので、準備を整えつつ待機。

ぴんぽーん

俺「はい、行列のできるツカサ法律相談ラーメン店です」
姉『…………やり直し』
俺「……了解」
姉『あ、“ごめん、今起きたんだ”って言ってくださいね？』
俺「いや、もう準備出来て……」
姉『ね！』
俺「……はいはい」

239 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:07:28.41 ID:LJvNd9.o
テイクツー

ぴんぽーん

俺「……はい」
姉『先輩、迎えに来ました！』
俺「ん……すまん、今起きたんだ……」
姉『もうっ、先輩は相変わらずねぼすけさんですね』
俺「ああ、悪いな。ちょっと待っててくれ」
姉『はい、待ってます』

こんな感じで良いのだろうか、と思いつつインターホンを切って玄関へ。
後ろで母ちゃんがニヤニヤしながら見てたけど無視。

俺「はい、お待たせ」
姉「明日から私が起こしに来ましょうか？」
俺「さっきから何だ、その毎朝訊ねてくる後輩みたいなキャラはｗｗ」
姉「隣に教えてもらったんですw」
俺「うんまあ……そんな気はしていたけどｗｗ」

240 名前:パー速民がお送りします [sage] 投稿日:2008/05/07(水) 20:09:53.73 ID:1YpvpC2o
隣は居なかったのか

244 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:11:45.39 ID:LJvNd9.o
姉「…………（じろじろ）」
俺「ん？」
姉「……先輩のワイシャツ姿、何だか不思議な感じです」
俺「ああ、普段あんまワイシャツで通ってなかったしなｗｗ」
姉「どうせなら学ラン着て欲しかったかも……です」
俺「おいおい、俺の学ランどうなってるか知ってるだろｗｗ」
姉「……？　……ああ！」
俺「ボタンがありません」
姉「そうでしたねｗｗ」

俺の学ランのボタンは全部取られ済みだったりします。
なので残念ながら学ランは無し。

バスに乗って最寄り駅、そこから電車、と、
数ヶ月前まで毎日通っていた通学路を久々に辿ることに。


>>240
朝早いからまだ寝とるのよ。

247 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:15:37.71 ID:LJvNd9.o
電車内。

俺「やっぱ早めに出ると空いてるな」
姉「そうですね、一回寝坊したときはすごく混んでました」
俺「慣れてくるにつれてだんだん乗る電車が遅い時間のになってくるんだ」
姉「先輩が良い例ですねｗｗ　私は大丈夫です」
俺「まあ、姉なら心配無いか」

ガタンッ

俺「おっと」
姉「きゃっ」
俺「ここいつも揺れるんだよなｗｗ」
姉「ですよねｗｗ　話に夢中で忘れてました」

249 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:19:29.61 ID:LJvNd9.o
なんて会話をしていると、途中の駅で姉の友人が乗ってきます。
ちなみに高校でできた友達みたいでした。

姉友「あ、姉、おはようー」
姉「あ、ゆうちゃん、おはよう」
俺「友達？」
姉「そうです。同じクラスの」
姉友「？　……こちらは……彼氏？」
姉「うん」
俺「いやいやいや即答すんなよｗｗ　どうも、○○高校の四年生です。姉はちょっぴり仲の良い後輩です」
姉「む……せめてとても仲の良い後輩にしてください」
俺「じゃあとても仲の良い後輩です」

250 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:19:51.90 ID:LJvNd9.o
姉友「？　ど、どうもはじめまして……って言うか四年生……？」
俺「いや、まあ留年とかじゃないから安心してくれw　実は卒業済みって話」
姉「今日は演劇部の顧問の先生のとこに顔出しに行くの」
姉友「…………ああ！　例の演劇部先代部長さん！」
俺「いえすいえーす。あの伝説のカリスマ部長です」
姉友「部員が入ってくれないから一人芝居をしたというｗｗ」
俺「そんな情けない伝わり方してんのかよｗｗ」
姉「広瀬先生が部活説明会で言ってましたよｗｗ」
俺「フッ……あの人とは決着をつけねばならんらしいな」
姉「ｗｗ」
姉友「ｗｗ」

姉友も含めて三人で雑談しつつ登校。
通学路での友達との雑談も、学校の醍醐味と言っちゃ醍醐味だったのですね。
なんて今更ながら思ったり。

252 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:24:50.29 ID:LJvNd9.o
学校に着き、姉達は生徒昇降口、俺は来客用玄関に分かれて校内へ。
姉は教室に荷物を置いてくるそうなので、俺は先に広瀬先生のとこに行きます。

俺「……失礼しまっす」
広「ん？　おおー、○○（苗字）か。よく来たな」
俺「どうもお久しぶりです」
広「何だお前、ワイシャツなんて珍しいなｗｗ　在学中はそんな格好で学校来なかった癖に」
俺「それは言わない約束ですｗｗ」
広「どうだ？　勉強してるか？」
俺「ええ、ぼちぼち無理しない程度に」
広「そうか、まあお前は自分のペースでやった方が良いだろうしな。適当に頑張れ」
俺「はいｗｗ」

253 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:25:03.90 ID:LJvNd9.o
広「あ、そうだ！　お前、部員入ったぞ」
俺「ええ、聞いてますよw　姉含めて四人でしたっけ？」
広「ああそうか、彼女は君の知り合いだったか。あの子はよく頑張ってくれてるよ」
俺「まあ、俺の後輩ですからね、とーぜんです」
広「何言ってるんだｗｗ　部室にテレビとゲーム置いていった癖に」
俺「うわ……！　隠した筈なのに！」
広「今日持って帰るか？」
俺「いやぁ……あれは演劇部に寄付ってことでひとつ……ｗｗ」
広「持って帰るの面倒なだけだろｗｗ」
俺「正直に言えばそうなりますねw」
広「まあ良いけどなw」

255 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:29:49.91 ID:LJvNd9.o
姉「失礼します」
広「おお、おはよう」
姉「おはようございます、先生。先輩早いですね」
俺「広瀬先生に会いに来ましたって言って生徒手帳見せたらすぐ入れてもらえたからな」
姉「不審人物で連れて行かれてるのかと」
俺「大概酷いなｗｗ」
広「…………二人は付き合ってるのか？」
姉「はいっ！」
俺「いやだから脊髄反射で答えるなってｗｗ　とても仲の良い先輩と後輩ってとこですよ」
広「ふぅん……まあ良いけどな」
俺「ちょっと待ってください、絶対誤解してますから」
姉「誤解したままで良いと思います」
広「若さに任せて無茶せんようにな」
俺「ほらほらほら！　やっぱりそれ誤解してますって！」

257 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:34:06.27 ID:LJvNd9.o
俺「後の部員三人は元演劇部って言ったっけ？」
姉「えーと、二人が元演劇部で、もう一人の子は初めてみたいです」
広「三人とも○○より見込みがありそうだぞ」
俺「そんなこと言ったら姉は一番見込みが無いですねｗｗ」
姉「ぐ……言い返せないのが悔しい……」
広「××（姉の苗字）はもう少し力を抜いたら良くなると思うぞw」
姉「それが難しいんです……」
俺「まあ慣れだよ、慣れ。九十七％の慣れと、一％の才能、そして二％の旬の野菜だ」
姉「最後の旬の野菜は何ですか」
俺「いや、食物繊維は重要だと思って」
姉「特に演劇に関係無いじゃないですか」
俺「ほら……あれだ。便秘になって、万が一公演中に出そうになったら困るじゃん」
姉「…………」
俺「……はいはい、下ネタ自重下ネタ自重」
広「○○はデリカシーを持った方が良いな」
俺「まさか先生に言われるとは思ってなかったですｗｗ」

258 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:37:28.61 ID:LJvNd9.o
きーんこーんかーんこーん

姉「予鈴ですね……」
広「ああ、もうこんな時間か……」
俺「勉強頑張れよ、姉」
姉「あー、はい、それはもちろん。それでその……」
俺「……適当に時間潰して待ってるからさ。一緒に帰ろう」
姉「あ……はいっ！　喜んで！　あ、でも今日部活……」
広「○○が部活見学していけば良いんじゃないか？」
俺「ああ、それも良いですね」
姉「ええ！？」
広「ちゃんと頑張ってるか見てもらわないとなw」
姉「は、はい……頑張ります！！」
俺「力入りすぎは駄目だぞｗｗ」
姉「え、あ、じゃあ、それなりに……頑張ります」

つーわけで放課後までの時間を潰すことに。
まあ適当にお世話になった先生と話したり、保健室の先生と話したり、
校長室で勉強したりしてたわけですが。
ちなみに昼は姉と二人で中庭で弁当食べました。
何か周りの視線痛かった気がするけどきっと気のせい。

262 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:42:08.29 ID:LJvNd9.o
んで、放課後。

俺「んお、我が懐かしき部室」
広「もう君の部室じゃないだろうw」
俺「綺麗になってるなぁ」
姉「私たちで掃除しましたからw」
俺「荷物を撤去するのに必死であんま掃除できなかったからなぁ……」
姉「先輩の隠した宝物も発見しました」
俺「ああ、テレビとプレステ、姉が見つけたのかw」
姉「違います、えっちな本です」
俺「は！？」
姉「しかもロリコン本でしたね」
俺「いやいやいや、そんなもん隠した覚え無いぞｗｗ」
姉「……かまかけてみたんですけど、やっぱりありませんかw」
俺「大概酷いな」
広「君らいつ結婚するの？」
姉「明日です」
俺「あんたまだ十五でしょうがｗｗ」

260 名前:パー速民がお送りします [sage] 投稿日:2008/05/07(水) 20:40:30.28 ID:CuilIIAO
>>258
校風自由すぎだろ、JK

264 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:45:31.38 ID:LJvNd9.o
>>260
基本的に校則とか無いからなｗｗ
どこの学校にもある、骨組みみたいな校則だけだったりする。
公立校ならではだね。
あと校長室は在学中によく校長と雑談してたからってのもあるｗｗ

267 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:46:06.77 ID:LJvNd9.o
雑談してるうちに部員が集合。

部員１「あれ……この人どなたですか？」
部員２「新入部員！？」
部員３「……高校生ですか？」
俺「どうも、この度演劇部の副顧問になった○○司と申します」
１「え、副顧問ですか……？　よろしくお願いします」
２「先生若いですね！　何歳ですか？」
姉「……先輩、ちゃんと自己紹介してください」
俺「と言う訳で今のは嘘です。ほんとはこの間の三月に卒業した卒業生ですw」
３「……ここの元部長ですよね？」
俺「イエス、正解。君は演劇の才能あるね。俺が保障しよう」
３「……私演劇未経験者なんですけど」
姉「って言うか、正解したからって演劇の才能とは関係無いんじゃ……」

268 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:50:10.87 ID:LJvNd9.o
１「ああ！　例の先代の部長さんですか」
２「一人芝居やった人ですよね！」
俺「そそ。今日はちょっと広瀬先生と話しに来たんだけど、
　　部員入ったって聞いたから、ちょっと様子見たくて」
３「姉とは出来てるんですか？」
姉「出来てます」
俺「出来てない出来てないｗｗｗｗ」
１「え、姉ちゃんと付き合ってるんじゃないんですか……？」
２「姉が先輩が先輩がって話すから、てっきり出来てるのかと」
姉「しー！　しー！」
俺「…………（じー）」
姉「……あははw」

ちなみにひろたんはこの様子を一歩離れて見ながら笑ってました。
やっぱ部室に人が多くいるってのは嬉しいんだろーか、などと思ったりして。

その後は発声練習から始まって、寸劇やったり、今度の公演の台本決めやらを。
俺は邪魔しない程度に茶々を入れつつ見てました。

271 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:55:04.46 ID:LJvNd9.o
で、下校時刻まで三十分くらいのところで。

３「私、先代の一人芝居に興味があるんですが」
１「あ、私も興味ありますw」
２「部室に台本置いてあったから内容は知ってるんですけどね」
姉「私ももう一回見たいかもですw」
広「だ、そうだ」
俺「え！？　んなこと言ったってもう台詞覚えてねーよ……w」
３「あれ（手を差し出しつつ）」
２「パス！」
３「どうぞ」
俺「…………台本残しておかなきゃ良かった」
３「拍手」

ぱちぱちぱちー

俺「…………一瞬で人生をリセットして、生まれた瞬間からやり直してしまうボタンだとか。
　　もしくはいくらでも札束の湧き出る財布だとか………………」

つーわけで、台本見ながらすっかり忘れてしまった一人芝居を再演。
幻の第四回公演は、好評のうちに幕を閉じたのでした。

270 名前:パー速民がお送りします [sage] 投稿日:2008/05/07(水) 20:52:48.69 ID:Qozi6IDO
部員性別kwsk

272 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 20:58:16.29 ID:LJvNd9.o
>>270
みんな女の子でした。

帰り道。

俺「ふぅ……久々にあんな緊張したわ……」
姉「先輩でも緊張するんですねw」
俺「いや、だって突然だったしw」
姉「でもちゃんと出来てたじゃないですかw」
俺「まあ、皆喜んでたっぽいし、やって良かったかな」
姉「これでまた三人……先輩の毒牙にかかるんですね……」
俺「かからないからｗｗ　アドレス交換だってしてないし！」
姉「まあ良いんですけどね。……もう諦めてますから」
俺「諦めないで頑張ってください」
姉「先輩が言わないでください」

279 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 21:06:59.53 ID:LJvNd9.o
俺「まあ、あれだな。広瀬先生嬉しそうで良かったよ」
姉「そうですか？」
俺「あの人も演劇大好きだからなー。
　　俺が入学するまで演劇部は廃部状態で、俺が再興したものの、結局部員入らなかったから。
　　“この学校じゃ演劇はもう流行らないのか……”なんて呟いてたんだけどねw
　　だから今、四人も部員がいるのが嬉しいんだと思うよ。」
姉「……でも先生、先輩一人でやってたときのこと、よく話してますよw」
俺「え？」
姉「あいつはよく廃部状態だった演劇部に入ってくれた、一人でよく公演を成功させたって」
俺「そうかぁ……」
姉「何だかんだ言って、私も先輩のあの一人芝居を見て演劇部に入ることになったわけですし」
俺「…………」
姉「なので、先輩、ありがとうございます」
俺「何でお礼言われるんだｗｗ」
姉「なんとなく、ですw」
俺「礼は良いよ、これから姉には演劇部を頼むわけだし」
姉「……はい、任せてください」

そして、たぶん姉の初公演のときには俺は福岡にいて見ることはできないだろうけど、
帰ってきたら必ず見に行く、と約束して、姉との一日を終えたのでした。

おしまい。

276 名前:パー速民がお送りします [sage] 投稿日:2008/05/07(水) 21:04:47.64 ID:WAULbPEo
アドレス交換してないとか…それでもつっくんか！？

278 名前:パー速民がお送りします [sage] 投稿日:2008/05/07(水) 21:05:22.94 ID:Qozi6IDO
女…
かわいいのか？

282 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 21:10:29.62 ID:LJvNd9.o
>>276
すいません。

>>278
三号は結構かわいかった。
一号と二号は割と普通の子。


さて、そいじゃあ夜談義行ってきますよっと。

281 名前:パー速民がお送りします [sage] 投稿日:2008/05/07(水) 21:09:36.60 ID:WAULbPEo
で、今の部長は誰なんだい？

285 名前:司 ◆F/aSVCjs0E [] 投稿日:2008/05/07(水) 21:13:17.30 ID:LJvNd9.o
>>281
姉。
三号曰く“先代の愛人なので”ということだそうです。
三号も結構つかみ所の無い性格してる。

---

次へ　上へ　戻る