俺「あー」
幼「ん？」
俺「抱き合ったりとか・・・・してみる？」
幼「おー」
俺「どうよ」
幼「いいかもね」
俺「じゃこっちこい」
幼「・・・・・これわたしは後ろと前、どっち向いてたほうがいいの？」
俺「いや、わからん・・・・・そのままじっとしとけ」
幼「ん・・・・」
ぎゅう
俺「・・・・・・・」
幼「うわ・・・・・これはいいかもしんない」
俺「うん・・・・・」
幼「・・・・まあ、でっていう、って感じだけど」
俺「そういうこと言わない」
幼「照れてんの？」
俺「それお前だろ」
幼「・・・・・・まさか」
俺「・・・・・・死ねばいいのに」
続き
俺「あー・・・・・・」
幼「・・・・・・・・・・」
俺「そういえば、でっていうで思い出したけど」
幼「んー？」
俺「ヨッシーの鳴き声って、『でっていう』って言ってんだよ」
幼「いや意味わかんない」
俺「ﾃﾞｯﾃｨｭｳ!」
幼「・・・・・・あー」
俺「ぽくない？」
幼「ぽい！」
俺「ﾃﾞｯﾃｨｭｳ!」
幼「ﾃﾞｯﾃｨｭｳ!おー！ほんとだ！ﾃﾞｯﾃｨｭｳ!」
俺「うん、なんかもうムードなさ過ぎるよね」
幼「ﾃﾞｯﾃｨｭｳ!」
幼「バレンタインどんなんがいい？」
俺「え、くれんの？」
幼「一応彼女だし」
俺「いや・・・・・お前にその意識があったことに驚きなんだけど」
幼「うるせー」
俺「まあ、お前がくれるならなんでもいい」
幼「うわっ！恥ずっ！何いってんだこいつ！！」
俺「・・・・・・お前俺の彼女かよ」
幼「まあでもなんでもいいってのが一番困ったりするんだけど」
俺「じゃあ困れ。多少悩んでくれた方が嬉しい」
幼「じゃあチョコでいいや。明治の」
俺「悩めよ」
さるさんにかからない程度に、雑談があると嬉しいのです
バレンタインの日
幼「あっ！今日14日じゃん！！」
俺「うん・・・・・そうだね」
幼「すっかり忘れてましたよ」
俺「お前なんかほんと時々すごいよね」
幼「でも安心してください。ここにポッキーがあります。偶然です」
俺「偶然ですか」
幼「ん、ほっへぇ」（ポッキーをくわえつつ
俺「・・・・・・・・・・」
幼「ふぁやくしろぉ」
俺「確信犯？」
幼「だって他に思いつかなかったの」（平然とポッキーを食いつつ
俺「思いつけよ」
幼「いいじゃん、バレンタインだから、はい。キスしてあげる」
俺「あー・・・・・・・・・・」
幼「・・・・・・・だめっすか？」
俺「いや、ポッキーはなくていいから。普通にこっちきて」
幼「はいはい」
つき合うきっかけの話
学校帰りに歩きながら
幼「ようちゃんと佐々木がつき合いだしたってさ」
俺「イヤそれマジ今更って感じじゃん」
幼「そうですかね？わたしは佐々木はアレとしてようちゃんのほうは意外」
俺「お前そういうの鈍そうだし」
幼「いや、お言葉ですがそんなことはないです」
俺「いやいやいや、あるって。絶対」
幼「むしろそっちのが鈍いと思う」
俺「なんで」
幼「ほら、そういう時点でもう終わってる」
俺「あー・・・・・・・・いや、わかった。お前の言ってること」
幼「なに？」
俺「いや、言うのがはばかられるっつーか・・・・」
幼「言いなさい」
俺「・・・・・・・・・・お前俺のこと好きってこと？」
幼「うん・・・・・・・・・・・まあ、そうだよ」
俺「それこそ、今更って感じかなって」
幼「いやー、なんていうか・・・・・・キミはほんとにロクデナシっつか、なんか・・・・・・・・」
俺「うん、まあ、確かに今のはちょっと・・・・・・・・」
幼「死ねばいいのに」
俺「ごめん・・・・・・・・・・・でも、多分お前も同じじゃね？」
幼「ん・・・・・・・？」
俺「お前が言ってあいこってことにしよ」
幼「あー・・・・・」
俺「ほら」
幼「言う必要ある・・・・・・・・・・？」
俺「あるだろ」
幼「・・・・・・・・・・・・・・・・わたしのこと好きでしょ」
俺「うん、好き」
幼「っていうかこれお互い勘違いだったらとんでもないじゃん」
俺「そこまで鈍くないって話じゃなかった？」
幼「あー・・・・・・・そういうことね」
今度は別れ話
中学の卒業式終了後
幼「今からどうすんの？」
俺「どうすんのって？」
幼「すぐに帰んの？」
俺「いや、お疲れ会にはでるけど、夕方だし」
幼「いったんウチ帰る？」
俺「んー、ここで適当に時間つぶしてからいくわ」
幼「学校で？最後だから浸ったりー？」
俺「まあ・・・・・・そうかな」
幼「ふーん・・・・・・・・」
俺「お前は？」
幼「わたしもそうしよ」
俺「残る？」
幼「うん、屋上とかいこ。青春ぽく」
俺「はいはい」
続き
屋上で思ひ出ぽろぽろ
とりあえず別れ話だけをダイジェスト
幼「あー、一つ聞いてもいい？」
俺「なに？」
幼「わたしとつき合ってて楽しかった？」
俺「なんで過去形」
幼「んー、なんとなく」
俺「まあ、そりゃ、楽しかったよ」
幼「うん、わたしも」
俺「そりゃ良かったね」
幼「良かったぁ」
俺「・・・・・・・・・」
幼「・・・・・・・・・」
俺「あー・・・・・・やめるか？」
幼「やめよっかー・・・・」
俺「やめてどうすんの？」
幼「どうもしないでしょ」
俺「そっか」
幼「うん」
俺「最後になんかする？」
幼「あー・・・・・・・や。やめとく」
俺「そっか」
幼「まあ・・・・・・・したいけどね」
俺「そっか」
幼「はい、終わり」
俺「おー」
幼「これからまたよろしく」
俺「よろしく」
張り忘れてた中学時代の話
俺「映画見にいこ」
幼「なんの？」
俺「呪怨」
幼「ぜったいやだ」
俺「・・・・・なんで？」
幼「面白くなさそう」
俺「あ、そか。お前怖いのダメか」
幼「・・・・・・・・」
俺「昔アンビリバボーとかになると無言でチャンネル変えてたよね」
幼「見ようと思えば見れるよ？」
俺「じゃあタメしにみよ」
幼「やだ」
俺「・・・・・・・・・・・・・・」
幼「・・・・・・・・・・・怖いの以外でみよ」
俺「はいはい」
ボンバーマンで良くある風景
幼「あっ」（ゲーム開始と同時に爆弾を置く
俺「おまっ・・・・・・」
幼「うわあああああああああああ！！！」
俺「良くあるよね」
幼「死んだー！！」
